自分のために花を買い飾ることの意味




今日、人生ではじめて自分のために花を買った。
花といっても切り花だ。
赤いまだつぼみ気味なバラとなんだかわからない紫っぽい花。 
2つ合わせて210円。ちょっと離れたホームセンターでだ。
決して、オシャレな花屋さんじゃない。


人生ではじめて花を自分のために買っているわけだから、花瓶なんて持っていない。
マリームの空き瓶を綺麗にして、何かを育ててみようかともくろんでいた。
キッチンの片隅にマリームの綺麗になっている茶色い瓶があった。
とりあえず、これに切り花を飾った。


最近、英語の勉強をやっているけど全然集中できない。
効率が悪いんじゃないかとも考えているし、やっていて眠くなる。
元々、英語は苦手だし嫌いな教科だったから、やっぱり向いていないのかな。
と、くじける気持ちがいっぱい出てきて眠くなってくる。
でも、TOEICの試験まであと1ヶ月しかない。
やれることは、やろう。やるべきことはやろう。そう言い聞かせる。


バラを選んだ理由は、赤が好きだから。
でも、このバラ咲ききっていない。
切り花って咲ききる前のを売って、飾った頃に咲ききるって話を聞いたことがある。
でも、このバラは咲ききるのかな。なんだか元気がないように見える。
そのまま、枯れるんじゃないかな。
なんだか、今の私のようで、なんとも言えない気持ちになった。


もう一つは紫の花。中心が濃い紫で外側にそって薄くなっていく。
色が気に入った。でも、植物としては美しい部類の葉の形じゃない。


このバラが綺麗に咲いて、私の英語も軌道に乗ることを切に願う…。


トゲは身を守るためにあり、攻撃するべき道具ではない。
私の知識は私を守り、私を成長させるべきもの。
決して誰かを蹴落としたり、比べるためだけのものを得ようとしていない。