苦手な英語の勉強方法を考える

学生時代、英語の点数がとれず、英語が苦手になり、いつもテストで英語のだけがきわめて低かった私が社会人になって、
二十数年間生きてきて、英語を再び学びはじめるので、大人になった学生時代とは違う自分の英語について“勉強法”を考える。


“勉強法”について考えることが、子供だった学生時代と大人になった私の一番大きな違いだ。
学生時代は、勉強法についてなんて、考えたこともなかった。
これでも偏差値60以上の学校に通っていたが、ハッキリいって自慢じゃないがまともに勉強をやってきてない。


そんな、私が今まで生きてきて実感していることは、先人の知恵を有効的に使うということだ。
自分が子供の頃、いろいろなことを知らなかったように、今の自分も未だいろいろなことを知らないのだ。
だからこそ、知っている先人の知恵を有効的に利用しようというわけ。


たとえば、楽譜をパッと見たらすらすらピアノが弾けるようになろうという目標ができたとする。


ピアノと1万冊の楽譜が目の前にあるだけの状態でその目標を達成するよりも、
楽譜をパッと見てすらすらピアノが弾ける人に、教えてもらった方が速いわけで、ムダもできる限り排除できる。
また、教えてくれる人との相性もあり、教える手法にも相性があると考えている。
大人になった私は、学ぶ手法を自由に選ぶ権利を持っている。

今に至るまで、日本語、プログラミング、マネジメント、経営手法など、私は先人のマネで生活(仕事)してきた考えている。
そこで、英語を学ぶにしても、先人の知恵を少しでも効率的に生かすことを考える。


勉強法は千差万別(せんさばんべつ)

最初いっておこう。私がいいたいことは、勉強法は千差万別ってことじゃない。
千差万別は、「せんさまんべつ」だと今まで思っていたってことだ…。
「せんさまんべつ」だと思ってたから、変換しても出てこないのでググったら、
Google先生に「もしかして、せんさばんべつ」と表示されて、「はっ!?」としたよ。

私の教養が足らないだけかもしれないが、母国語の日本語だってこんなもんだ。


そんな私が外国語を学ぶのだから、独学でがむしゃらにやっても
日常のコミュニケーションでさえ、生きているうちに満足に使えるようにはならないだろう。


というわけで、英語を習得する“勉強法”を学ぶことからはじめた。


英語の勉強法は英語教材よりも少ない(と、思う)

データをとって調べた訳じゃないが、本屋にいってわかること。
それは、英語の勉強法より、英語教材の方が多いと言うことだ。まぁ、当たり前なのかもしれないが…。

勉強法や資料も、ある程度の定評や評価がある方がわかりやすかったり、
身につけやすかったりするので、amazonで比較的評価が高い意見があるであろうと勝手にとらえたものを読んでみた。


私が勝手に代表的にした英語勉強法パターン(いくつか紹介)

とりあえず、読んだパターンを紹介。
他にも手法はあるのだろうが、英語に全く興味が無くて、
苦手だった私が調べても出てこないぐらいなので評価は低いと思って欲しい。

ググって出てきたこと

言語は「単語→英文法→文章」の順番で理解しないといけないということ。
言われてみれば、確かにそうだ…。と納得してしまった。
日本語だって、読めない漢字や意味のわからないことは理解できない。


日本語でも「思う」と「考える」の違いを説明しろっていわれても説明できない人がほとんどではないだろうか。
といったような重箱の隅をつつくような理解ではなく、
物の名前や指していることの単語が理解できなければ、文章として理解することは不可能ということだ。


英語は義務教育でやるので、単語の意味をなんとなくわかっているから、
文の雰囲気をなんとなく理解できる人がいる。私もそんな人の一員だ。
だけど、アラビア語とか中東圏のミミズが跳んではねたような、右から左へ読む言語は見ても全くわからない。
日本語だって、漢字とカタカナとひらがながわからなければ、記号の世界だ。
実際、私には中東圏の言語は記号としか見えないし、ハングル文字だって記号に見える。

漢字だけで成り立っている言語は、何語というのかわからないけど、
仮に中国語(中国語にも種類があるんだよね?)としたら、日本語の漢字というものの意味を理解しているから、
文章を理解していなくても、なんとなく意味がわかる人がいる。


そういえば、そうだねぇ。と考えさせられた。


英語上達完全マップ - 森沢洋介

英語上達完全マップ―初級からTOEIC900点レベルまでの効果的勉強法

英語上達完全マップ―初級からTOEIC900点レベルまでの効果的勉強法

私がもっとも現実的で効果的であろうと思ったのがこれ。
書いてある内容が、そうだよね。って素直に納得できる。
内容や手法自体は地味なものばかりだが、他の本で紹介されている方法などに比べて具体的である。

私がこの本を読んでわかったこと

  • 英語を母国語としたネイティブスピーカーと同じレベルまで英語を習得するのは、一生無理。
  • 日本語は言葉事態の構造が英語と異なるため、ヨーロッパ圏の言語を母国語とする人たちより日本人は苦労する。
  • 参考書を何百冊買っても、英語という文法はすべて同じことが書いてあるだけ。
  • 繰り返し学ぶと言うことが、重要。
  • 英文法は避けて通れないが、英語を使うために学ぶ量は少ない。
  • 日本の英語学習教材の数は恵まれている。


学生時代に英語が苦手で、TOEICで700点を目指す今の私がすべきこと

  • 中学英文法を一からやり直し、文法として理解し直す。
  • 学んでいる時に、必ず声に出すこと。
  • わからなければ(目安として10秒)、解答と解説を読み、考えることよりも解答と解説を文法として理解することに時間をかける。
  • 文法の形式用法を覚えるのではなく、各文全体のセンテンスを理解する。
  • 問題文ごと音読を数回する
  • テキストを見ずに問題文を数回暗唱する。
  • 以上のことを考慮して文法問題集を5から6回繰り返す。

今は自分の英語力が低すぎるので、これが限界。
このレベルができれば、次のステージへ進むため、本書を再度読んで照らし合わせることにする。


「あぁ!そうか。」と納得してしまったこと。

  • 英語は語学。いちいち日本語に変換してから理解しても、いつまでたっても習得したという状態にはならない。日本語に変換しなくても脳が理解できる“回路”をつくることが習得するということ。

もうお腹がすいた。力が出ない。
というわけで、あと2種類ぐらい勉強法の本を読んだけど、また後日書き連ねることにする。